歴史

リンゴ酒はとても古い飲み物です。ローマ人、ギリシャ人、エジプト人も健康的な飲み物であるリンゴ酒を飲んでいました。しかしながら、リンゴ酒がどのようにバスク地方に伝わったのかは知られていません。ある学説によると、ローマ人がバスク地方にリンゴを圧搾するシステムを持ち込んだとのことですが、ローマ人がバスク地方に到達する前にすでにリンゴ酒が存在していたという説もあります。

ギプスコア県でのリンゴの木の存在に関する最も古い文書は、1014年4月17日に遡ります。ナバラ王サンチョ3世がレイレ修道院(当時のパンプローナ大聖堂)に寄進した際の文書に、「エルナニ市の海辺にあるサン・セバスティアン修道院とその土地とリンゴ畑」という記述があります。この寄進は1100年、ナバラ王およびアラゴン王であるペドロ1世によって確定されました。

サガルドエチェアの資料館で、文書を閲覧いただくことができます

リンゴ酒の起源